HarrisonOak’s diary

76年生まれ、妻と息子、娘と犬の五人暮らし。IT系(SAP)の仕事をしている。趣味はギター、マンドリン合奏。

HarvardBusinessReview:2021年2月号, 組織のレジリエンス

随分と空いてしまった。当初はもっと頻度を上げて行きたかったのだが、転職して仕事もかなり忙しくなった他、プライベートもCOVID-19の関係でバタバタとしていた。

さて、2月号は「組織のレジリエンス」。面白かったのはまずアイリスオーヤマの大山さんよる「会社の目的は永遠に存続することである」。企業の平均寿命が縮まっている現代でこの言葉はむしろ重いように思う。先を見据えること、判断をシンプルかつ迅速に行うこと、うまくいく仕組みを作ること。シンプルで当たり前で、具体的な言葉が非常にわかりやすかった。

もう一つは「永続的に成長するレジリエント・カンパニーの条件」という記事で、この雑誌で読んだ中でも密度が濃い内容だった。特に成長し続けるポイントとして3つ、企業哲学とパーパス、価値創造、オーナーシップ・ガバナンス・組織を挙げていた点は納得が行った。また、日本企業群の組織健康度に関する記事は、いずれもよく上げられるテーマではあるものの、日本企業の不健康さを改めて思い知らされた。

最後に、面白かった記事として「組織のレジリエンスを高める方法」を挙げたい。エレベスト登頂チームの研究から導いたもので、一般的な企業はプロジェクトではなく純粋の話が面白かった。