HarrisonOak’s diary

76年生まれ、妻と息子、娘と犬の五人暮らし。IT系(SAP)の仕事をしている。趣味はギター、マンドリン合奏。

読書を仕事につなげる技術(山口周)

仕事が忙しくなっていたのもあるが、随分とブログをサボってしまった。。。読書も、少しサボっていた。こういう時は他もダメで、運動なんかもサボっていた。
さて、久しぶりのブログは山口氏の「読書を仕事につなげる技術」。「ニュータイプの時代」が読みやすく面白かったので、気がついたら山口氏の本を続けて何冊か買っていた。読書系の本は佐藤優氏や池上彰氏、斉藤学氏の本なども読んだ。どれも共通しているのはいかに効率的に読むか、ということ。目次から読む。最初と最後、ポイントを拾って読む。また、読むのは基本的には紙で、電子本は補助的な役割。読む時には書き込む。読む時間を設けて集中的に読む。アウトプットする。
この手の本には大抵おすすめ本の紹介があり、どの本にも出てくるようなものもあれば、こんなものも入っているんだ、という発見もあったりする。山口氏の特徴は「ビジネス書マンダラ」という紹介の仕方で、中心に最重要の本があり、階層で段階が分かれている。残念ながらまだまだ全部を読みたい私は通読してしまったが、この本も氏の紹介している読み方でよく、ポイントは最初にあるまんだらと「読書を仕事につなげる技術」としての本棚の扱いやアウトプットの仕方、後は目次で良い気がする。例えば読み方のテクニックとして「2割だけ」とか「ベストセラーは読まない」などは目次から拾える。ただ、おすすめのカテゴリーについては本文にしか記載されていないため、目を通した方が良いかもしれない。ちなみに氏のおすすめは:哲学、歴史、心理学、医学・生理学・脳科学、光学、生物学、文化人類学。美術系は入らないんだ、とか、物理学も入れてもいいのでは、と個人的には思ったりした。また、唯一紙で保持しているのがMASTERキートンとあって、久しぶりに読みたくなってしまった。