コンフィデンシャルマンJP プリンセス編
先日遅めの夏休みを取得して映画を見てきた。前作のロマンス編をたまため見てすごく面白かったのでこれはもともと見ようと思っていたけれど、三浦さんについては本当にびっくりした。特別ファンだったと言うわけじゃないけど、すごく良い俳優だったのに、残念でならない。改めてご冥福をお祈りいたします。
さて、この映画は純粋なエンターテインメントだ。ロマンス編を見ていると、仕組みは同じなのでより落ち着いて楽しめる。最後の展開は予想通りだったけれど、そこもか、という良い意味での裏切りもあり、派手なアクションがあるわけじゃないけれど、これがテレビだとどうしても小さく収まってしまうのでやっぱり映画館で見たい映画だ。
それにしても、シンプルなタイトルだけれどこの「プリンセス編」というタイトルがすごく秀逸だと個人的には思う。前回の「ロマンス編」もそうで、シンプルだからこそ色々なイメージを膨らませることができる。壮大な詐欺の話であり、プリンセスの成長物語でもある。
プリンセス役が素晴らしかったのはもちろんだけど、今回は柴田恭平が本当に格好良かった。後は江口!何て悪い奴だろう!漫画のようなベタな悪役で、きっと本人も相当楽しんで演じているに違いない。
次回作も作られるとのこと。今から楽しみだ。