HarrisonOak’s diary

76年生まれ、妻と息子、娘と犬の五人暮らし。IT系(SAP)の仕事をしている。趣味はギター、マンドリン合奏。

ビジネス

イノベーションのジレンマ(クレイトン・クリステンセン)

この本のことはもちろん以前から知っていたが、つい今更の感じがして読んでこなかった。 これは失敗だった!この本のエッセンスはあちこちで引用されているしググればいくらでも情報は出てくるが、この本の真髄は解説でにある通り「自宅で読めるハーバードビ…

読書を仕事につなげる技術(山口周)

仕事が忙しくなっていたのもあるが、随分とブログをサボってしまった。。。読書も、少しサボっていた。こういう時は他もダメで、運動なんかもサボっていた。 さて、久しぶりのブログは山口氏の「読書を仕事につなげる技術」。「ニュータイプの時代」が読みや…

HarvardBusinessReview:2021年2月号, 組織のレジリエンス

随分と空いてしまった。当初はもっと頻度を上げて行きたかったのだが、転職して仕事もかなり忙しくなった他、プライベートもCOVID-19の関係でバタバタとしていた。 さて、2月号は「組織のレジリエンス」。面白かったのはまずアイリスオーヤマの大山さんよる…

ニュータイプの時代(山口周)

タイトルはちょっとどうかと思っていたのだが会社のセミナーで著者のプレゼンがあり面白そうだと思って購入した。 まずなるほどと思ったのは「ひたすらに『量的な向上』を目指せば、すでに過剰にあるモノを次々にゴミにしていくしかありません。」というメッ…

世界一楽しい決算書の読み方 (大手町のランダムウォーカー)

一応会計システムに関わることが多かったので会計関連の書籍が目につくところにあるとついつい手に取ってしまうことがある。 まず、非常に分かりやすい。図解があり、シンプルで、色使いが分かりやすい。 実例が良い。例えばB/Sのバランスが2つ提示され、ど…

東大思考(西岡壱誠)

ふと、息子の勉強に役立つかも?と思いついて購入した。現役東大生で、元々偏差値が低かった著者による勉強法の解説。Daigoなんかの本もそうだけど頭が良い人が書いた本で、目次からも中身がすごく整理されて作られているのがわかるし、ポイントには最初から…

HarvardBusinessReview:October, パーパス・ブランディング

前も書いたような気がするけど、この雑誌は特集よりも数ページの記事の方が面白いことが多い気がする。そう言えばニュートンなんかも特集ではなく小さなニュース系が面白いことがある。 今回え言えば「ビジネスの世界で美人は不利」。え、美人って得じゃない…

両利きの経営(オライリー/タッシュマン)

タイトルと要約だけをかじってつい読まなかった本の一つが、クリステンセン教授の「イノベーションのジレンマ」で、この本を読み始めて改めて、「ああ、読んでおけばよかった!」と後悔した。帯には「イノベーションのジレンマ」を超える、という謳い文句が…

恥をかかないスピーチ力[齋藤孝]

齋藤孝氏の書籍はどれもさらっと読めて、本当に分かりやすく書く人だと思う。じゃあ中身が薄いのかというとそういうことではなく、この本にはスピーチに関する88のテクニックが紹介されている。基本的なところから質を向上させる小ネタの話、コメントを求め…

HarvardBusinessReview:August, 気候変動/不安とともに生きる[1]

今週のトピックは気候変動だが、予想通りパンデミック関連もあった。今回前半で個人的に面白かったのはこの「人類の進歩が招いた人類の危機」。 生物多様性や気候変動と同様に、新型コロナ問題も根っこは「人間活動による過剰な搾取」と主張する。そもそも生…

貧乏国ニッポン(加谷珪一)

確か何かの雑誌で紹介されていたのだと思う。そこまで難しい内容でもなく、さっと読めた。 多分知っている人には今更な内容ばかりで、現在の日本が生産性が低く競争力や暮らしやすさなどでも国際的に低いこと、デフレの話。目から鱗という訳ではないけれど勉…

HarvardBusinessReview:July, 2020リーダーという仕事[2]

後半はリーダーシップより企業のパーパスの記事が多かった。別に雑誌の構成としてそうはなっていないのだけれど、ソニーの記事から入ったからか、そういう目で見てしまった。 ソニーについては以前外部研修で少しだけ研究したことがあり、その際は今後の企業…

HarvardBusinessReview:July, 2020リーダーという仕事[1]

リーダーシップというと巷に溢れている。複数の記事で共通で書かれていたのは例えば部下を尊重するということ、「問い」の重要性、状況に応じて変化するということ。リーダーシップというと昔はもっと力強く導いていき下はついていくイメージで、力の作用が…

HarvardBusinessReview:June, 2020実験する組織[2]

後半を読んだ。面白いと思ったのはまず教育の記事で学習ツールの開発でデザイン思考の話が出てきたところ。そしてフィードバックの収集。改めて主流な考え方だなぁ、と思う。偏見をなくす、という記事も真新しさは感じなかったが、多様性をどのように実現す…

統計学が最強の学問である

最近のコロナ騒動で何でもっと統計学が話題にならないのだろう?と不思議に思っていたところ、そう言えば気になっていて読んでいなかったこの本をAmazonでポチッと購入してみた。当時買おうと思ったらランキングの高いところにいて、何とな敬遠してしまいそ…

HarvardBusinessReview:June, 2020実験する組織[1]

2年前の夏〜秋にかけて企業参謀のセミナーを受講し、それからHBRは定期購読している。ズボラな人間なので、定期購読すれば強制的に読むかな、と思ってのこと。記事自体は面白いし定期購読して正解だったと思うけど、なかなか読み応えがあり、少し気合いを入…