HarrisonOak’s diary

76年生まれ、妻と息子、娘と犬の五人暮らし。IT系(SAP)の仕事をしている。趣味はギター、マンドリン合奏。

書籍

イノベーションのジレンマ(クレイトン・クリステンセン)

この本のことはもちろん以前から知っていたが、つい今更の感じがして読んでこなかった。 これは失敗だった!この本のエッセンスはあちこちで引用されているしググればいくらでも情報は出てくるが、この本の真髄は解説でにある通り「自宅で読めるハーバードビ…

読書を仕事につなげる技術(山口周)

仕事が忙しくなっていたのもあるが、随分とブログをサボってしまった。。。読書も、少しサボっていた。こういう時は他もダメで、運動なんかもサボっていた。 さて、久しぶりのブログは山口氏の「読書を仕事につなげる技術」。「ニュータイプの時代」が読みや…

「100分de名著」名作コレクション

実はまだ見たことがない「100分de名著」に興味が湧いて、本も出ているので読んでみようと思ったところ図書館でこんな本があったので借りてみた。 ここで登場するのは全部で32冊。2011年〜2016年の作品で、恥ずかしながら読んだことがない本ばかり。どれもこ…

読書の技法(佐藤優)

この本は著者と池上彰の対談本で触れられていて購入した。著者は5分の超速読術と30分の速読術を使い分けているというところもそうだが、対談本での凄まじい読書量に圧倒され、そういう著者の読書術というのはどういうものだろうと思い手にとった。 ともかく…

ニュータイプの時代(山口周)

タイトルはちょっとどうかと思っていたのだが会社のセミナーで著者のプレゼンがあり面白そうだと思って購入した。 まずなるほどと思ったのは「ひたすらに『量的な向上』を目指せば、すでに過剰にあるモノを次々にゴミにしていくしかありません。」というメッ…

世界一楽しい決算書の読み方 (大手町のランダムウォーカー)

一応会計システムに関わることが多かったので会計関連の書籍が目につくところにあるとついつい手に取ってしまうことがある。 まず、非常に分かりやすい。図解があり、シンプルで、色使いが分かりやすい。 実例が良い。例えばB/Sのバランスが2つ提示され、ど…

東大思考(西岡壱誠)

ふと、息子の勉強に役立つかも?と思いついて購入した。現役東大生で、元々偏差値が低かった著者による勉強法の解説。Daigoなんかの本もそうだけど頭が良い人が書いた本で、目次からも中身がすごく整理されて作られているのがわかるし、ポイントには最初から…

怒り(吉田修一)

ふと何か小説を久しぶりに読みたくなって息子と行ったブックオフで購入。映画化された作品で気になっていたのと、110円だったのが理由(不純ですみません!)。 ダヴィンチでbook of the yearに、週刊文春ミステリーベスト、本屋大賞にもランクインしている。 …

すごい物理学入門(ロヴェッリ著/関口英子訳)

最近は外出機会がめっきり減ったけど本屋へ立ち寄るのは好きで、歩き回っていてふと気になって買うことがある。この本もまさにそうで、恐らくアマゾンやアプリ、ネットサーフィンでも推奨されることはないと思う。小さくて薄い本なので、中身も見ずに衝動買…

両利きの経営(オライリー/タッシュマン)

タイトルと要約だけをかじってつい読まなかった本の一つが、クリステンセン教授の「イノベーションのジレンマ」で、この本を読み始めて改めて、「ああ、読んでおけばよかった!」と後悔した。帯には「イノベーションのジレンマ」を超える、という謳い文句が…

恥をかかないスピーチ力[齋藤孝]

齋藤孝氏の書籍はどれもさらっと読めて、本当に分かりやすく書く人だと思う。じゃあ中身が薄いのかというとそういうことではなく、この本にはスピーチに関する88のテクニックが紹介されている。基本的なところから質を向上させる小ネタの話、コメントを求め…

貧乏国ニッポン(加谷珪一)

確か何かの雑誌で紹介されていたのだと思う。そこまで難しい内容でもなく、さっと読めた。 多分知っている人には今更な内容ばかりで、現在の日本が生産性が低く競争力や暮らしやすさなどでも国際的に低いこと、デフレの話。目から鱗という訳ではないけれど勉…

楽譜の書き方(平石博一)

自粛になりポチポチと本を買うことがなり、Amazonからの提案で買った一冊。手書きで楽譜を書くことなんてないので実用的かというとそうではないのだけれど、物珍しさと一応抑えておかないと、ということで購入しました。 買ってみると実に専門的(マニアック…

PK(伊坂幸太郎)

最近小説を読んでいないなぁ、と思ってどこかのテレビ番組で紹介されていた「逆ソクラテス」を買ってみた。ただ、電子書籍だったこともあったのかいまいちピンと来なかったので、他の伊坂幸太郎の作品を読んでみようと思って、とりあえず図書館で借りてきた。…

タテ社会の力学(中根千枝)

タテ社会の人間関係が1967年で、こちらは1978年の作品。こういうジャンルの本はあまり読んだことがなかったし、当然中根氏の本も初めてだったので、もうちょっと理解を深めて見ようとこちらもネットで中古本をポチッとした。 買って正解だったな、と思うのは…

タテ社会の人間関係(中根千枝)

会社で読書会に参加することになり、Amazonで古本を400円で購入。今更ながらなんて便利な時代!中根千枝氏の1967年の書籍で「タテ社会」という言葉を広めることになった有名な本なのだが、恥ずかしながら初めて知りました。 まず日本人はスキルや技術、職能…

疫病と世界史(上)

原題はPlagues and Peoplesで1976年の作品。日本では2007年で2020年3月に7刷発行となっている。上は紀元前から紀元1200年まで。どういう本か知っていたのではなく、何となく本屋で手にとった。世界史、とあるけれど狩猟時代から扱っていて、以前流行った「ホ…

HarvardBusinessReview:June, 2020実験する組織[2]

後半を読んだ。面白いと思ったのはまず教育の記事で学習ツールの開発でデザイン思考の話が出てきたところ。そしてフィードバックの収集。改めて主流な考え方だなぁ、と思う。偏見をなくす、という記事も真新しさは感じなかったが、多様性をどのように実現す…

統計学が最強の学問である

最近のコロナ騒動で何でもっと統計学が話題にならないのだろう?と不思議に思っていたところ、そう言えば気になっていて読んでいなかったこの本をAmazonでポチッと購入してみた。当時買おうと思ったらランキングの高いところにいて、何とな敬遠してしまいそ…